2017.4.1買取り情報【吉田美統/金襴手唐草文ぐい呑み/錦山窯/九谷焼/酒器/陶磁器】

 

吉田美統(よしだ みのり)金襴手唐草文ぐい呑みです(共箱)吉田美統九谷錦山窯三代で、人間国宝にも認定されています。豪華さと繊細さを併せ持つ華やかな金彩が、洗練された美を感じさせる作品です。

吉田美統

よしだ みのり 1932年~
石川県出身 陶芸家 人間国宝
国指定重要無形文化財保持者
石川県指定無形文化財保持者
日本陶芸美術協会理事
錦山窯三代吉田美統(稔)

九谷焼独特の赤絵金襴手の技術継承の他、
九谷伝統の色絵具をかけた素地を本焼きして地色とし、
その上に二種類の金箔を文様に切り取ったものを載せて焼き付け、
更に仕上げとして全面に透明な釉薬をかけて焼き仕上げる「釉裏金彩」を極め
2001年には人間国宝の認定を受けています。

【略歴】

1951年 錦山窯を継承
1974年 日本伝統工芸展入選
1978年 一水会陶芸展一水会賞受賞
1980年 第3回伝統九谷焼工芸展優秀賞受賞
1984年 日本伝統工芸展奨励賞受賞
1992年  石川県指定無形文化財九谷焼技術保存会技術保持者に認定
1993年 銀座和光ホールに於て個展開催
1993年 「釉裏金彩鉢」米国スミソニアン・サックラー美術館の永久保存作品に選定
1995年 平成6年度の日本陶磁器協会賞受賞
2000年 第47回日本伝統工芸展保持者賞受賞
2001年 国指定重要無形文化財釉裏金彩保持者(人間国宝)に認定

銀座・大雅堂美術では吉田美統徳田八十吉、島岡達三、富本憲吉、加藤土師萌、藤本能道などの人間国宝作家陶磁器の買取り・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。