皇室とボンボニエール~その歴史をたどる@三の丸尚蔵館

さて、お盆も近くなってまいりました。
帰省や旅行で東京駅を利用される方も多いかと思います。
本日ご紹介するのは東京駅からもほど近い皇居の一角にて開催中の展覧会です。

三の丸尚蔵館 第77回展覧会
皇室とボンボニエール-その歴史をたどる

会期:2017/7/15(土)~9/10(日)
時間:
7/15(土)~8/31(木)
9:00~16:45(入館は16:30まで
◆9/2(土)~9/10(日)
9:00~16:15(入館は16:00まで
休館日:毎週月・金曜日,展示替の期間
ただし 8/11/(金・祝)は開館。
会場:三の丸尚蔵館(最寄駅:大手町)
アクセス
公式HP

以前よりコレクターの熱い視線を浴びている
ボンボニエールを取り上げた展覧会です。
明治20年代から,皇室の饗宴の折の引出物のひとつとして
採り入れられたボンボニエールと呼ばれる小さな菓子器。
今日まで皇室の御慶事を記念する品として引き継がれています

旧秩父宮家・旧高松宮家から御遺贈を受けたボンボニエールの調査を重ね
近代の皇室におけるボンボニエールの有様が明らかになりつつあります。

今回の展覧会では,御即位や御結婚などの皇室御慶事のほか,
外国賓客の接遇など様々な機会に用いられてきたボンボニエールを,
その由緒に注目して歴史的に辿ります。
また、それぞれの形や文様の意味,製造者や材質などから
とらえることができる各時代の特徴についても紹介。

小さいながらも、意匠と職人技の結晶といえる数々のボンボニエール。
図録も充実しているようです。是非お出かけください。

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