2018.11.4買取情報【田邊竹雲齋/竹編花籠/花籃/華道/花道/茶道具】

田辺竹雲斎 花籠

二代田辺竹雲斎(たなべ ちくうんさい)竹花籃を買取りました。美しく編み込まれた高手花籠です。伝統工芸の高度な技で制作された芸術ともいえる作品です。

田邊 竹雲齋たなべ ちくうんさい)

大阪の竹工芸家
初代田辺竹雲斎(1887~1937)にはじまり、現在は4代が襲名しています。

● 初代(1887~1937)
初代和田和一斎に弟子入りし竹芸を学び、24歳で和一斎のもう一つの号であった竹雲斎を譲られ独立。竹エだけでなく、華道や煎茶道にも励んみ、華道は大阪住吉の服部松雲斎に習い、のちに正風青山流家元を継承。煎茶道は富永潤泉から花月庵流煎茶の皆伝を得ています。
1903(明治36)年に 第五回内国勧業博覧会に出品以降、数々の博覧会等で受賞を重ね、ドイツを中心にイギリスやフランスに輸出も手掛けるなど産業的な制作も行っていました。明治末期に文人画家柳里恭との出会いが新たな境地をもたらし、柳里恭式という独創的な花籠の完成に至ります。 特に古矢竹(古い竹製の矢)を使用した作品では、固有の世界を築き上げ、その本領を発揮しています。

● 二代(1910~2000)
幼少期より竹芸を始め、15歳にして初めての個展を開催。二代を代表する技法の亀甲編み、鱗編みを中心とした繊細な透かし編みの作品を多数手がけ、ます。また一方では、鳳尾竹の煤竹を用いた荒編みを得意とし、二代ならではの魅力あふれる作品を多く生み出しました。

● 三代(1941~2014)
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒。矢竹を使用した作品を得意とし、その作品は国内地方自治体や官庁、国立博物館などが作品を購入、所蔵されています。

● 四代(1973~)
東京芸術大学美術学部彫刻科卒。海外の有名博物館にも作品が所蔵されており、グローバルに制作・インスタレーションを発表しています。

銀座・大雅堂美術では、田邊竹雲齋ほか、早川尚古斎、飯塚小玕斎、飯塚琅扞斎、坂口宗雲斎竹工芸作品淡々斎、鵬雲斎、即中斎、如心斎、了々斎、随流斎、玄々斎茶杓など、茶道具の買取・鑑定について随時ご相談承っております。お手元の作品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。