2017.10.31買取情報【寺内萬治郎/裸婦/油彩/浦和画家/絵画】

寺内萬治郎(てらうち まんじろう/1890~1964)裸婦(油彩画)です。すぐれたデッサン力で小麦色に輝く裸婦を追求し、「裸婦の寺内」との異名を持つ寺内萬治郎ならではの魅力に溢れる堂々たる作品です。寺内は浦和画家の著名人としてもよく知られています。

寺内萬治郎(てらうち まんじろう)

1890~1964年/ 大阪市出身/洋画家

裸婦図で知られ「裸婦の寺内」「裸婦を描く聖者」「デッサンの神様」という異名を持つ画家。1934年埼玉県浦和市に転居し、浦和画家の著名な画家としてよく名が挙げられています。浦和転居後に寺内と門下生で武蔵野会(のち与野会)を結成しています。

【略歴】

1890 大阪市に生まれる。
1911 東京美術学校西洋画科入学。
1916 東京美術学校卒業。黒田清輝に師事。
1925 第6回帝展「裸婦」特選。
1934 浦和市に住居とアトリエを新築し移住。
1942 陸軍省派遣画家としてフィリピン、セレベス等に派遣。「マニラを望む」などを制作。
1943~ 1950東京美術学校講師。
1944 門下生21名(須田剋太、里見明正、藤本東一良、岡田又三郎、渡辺武夫など)と武蔵野会を結成。
1951 「横臥裸婦」で日本芸術院賞受賞。
1955 武蔵野会を解散し、新たに門下生約60人(金子徳衛、寺島龍一、田中実、渡辺武夫など)と与野会を結成。
1958 日展評議員。
1960 日本芸術院会員。
1964 死去。

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