2018.5.30買取情報【平山郁夫/黎明法隆寺/シルクスクリーン/セリグラフ/日本画】

平山郁夫 黎明法隆寺

日本画の巨匠 平山郁夫セリグラフ(シルクスクリーン)「黎明法隆寺」を買取りました。自筆サイン入り。法隆寺の静寂と荘厳な雰囲気が見事に表現されています。仏教やシルクロードをテーマに人類悠久の歴史を壮大なスケールで描いた平山郁夫らしい作品です。

平山郁夫(ひらやまいくお)

1930~2009年/広島県出身/日本画家

旧制広島修道中学(現修道中学校・高等学校)在学中、広島市への原子爆弾投下により被災。
この被爆経験が後の「文化財赤十字」活動などの原点になっています。

東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学。前田青邨に師事。
東京藝術大学で助手を務めていた1959年ごろ
原爆後遺症(白血球減少)で一時は死も覚悟したなか
玄奘三蔵(三蔵法師)をテーマとする『仏教伝来』を描きあげ院展に入選。
以降、郁夫の作品に仏教をテーマとした作品を多く制作したました。

仏教のテーマはやがて、古代インド、
文化の西と東を結んだシルクロードへの憧憬につながり、
1960年代後半からたびたびシルクロードの遺跡や中国を訪ね、
ヒマラヤ山脈~タクラマカン砂漠に至るまでシルクロードをくまなく旅しています。
またイタリアやフランスなど、ヨーロッパ諸国へも足を運んでいます。

アッシジのサン・フランチェスコ聖堂壁画の模写、
法隆寺金堂壁画の模写、高松塚古墳壁画の模写、
ユネスコ親善大使として中国と北朝鮮を仲介[して
高句麗前期の都城と古墳と高句麗古墳群の世界遺産同時登録に寄与
「文化財赤十字活動」の名のもとカンボジアのアンコール遺跡救済活動、
敦煌の莫高窟の保存事業、南京城壁の修復事業、
バーミヤンの大仏保護事業などの文化財保護など
社会貢献事業にも積極的に関わっています。
また教育者の立場から長年にわたって後進の指導にも力を注ぎました。

【略歴】

1930 広島県豊田郡瀬戸田町(現尾道市瀬戸田町)にて出生
1947 東京美術学校(現・東京藝術大学)入学
1952 卒業とともに同校助手となる。
1973 東京藝術大学美術学部教授に就任。
1988 ユネスコ親善大使に就任。
1989 東京藝術大学学長に就任(~1995年)。
1992 世界平和アピール七人委員会委員に就任(~2005年)。
1992 日中友好協会会長に就任(~2008年)。
1992 早稲田大学より名誉博士号贈呈。
1994 文化財保護振興財団理事長(現・文化財保護・芸術研究助成財団) に就任。
1996 日本育英会会長就任(~2001年)。レジオン・ド・ヌール勲章受章。
1998 文化勲章受章
2001 再び東京藝術大学学長に就任(~2005年)。
2002 文化交流貢献賞受賞(中国政府より)
2004 修交勲章興仁章受章(大韓民国政府より)
2005 日韓友情年日本側実行委員長に就任。
2005 東京国立博物館特任館長に就任。平城遷都1300年記念事業特別顧問。
2009 逝去。贈従三位。

銀座・大雅堂美術では平山郁夫ほか東山魁夷、片岡珠子、中島千波、梅原龍三郎、平松礼二、千住博、松尾敏男,那波多功一などの買取り・鑑定について随時ご相談承っております。お手元の作品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。