秋の浜口陽三展 カラー・トリップ

さて本日ご紹介するのは日本橋蛎殻町
私設ミュージアムにて開催中の企画展です。

秋の浜口陽三展 カラー・トリップ

会期:~2017年10月22日(日)
時間:11:00~17:00(土日祝10:00~17:00 / 最終入館16:30)
【ナイトミュージアム】
会期中、第1・3金曜(9/1、9/15、10/6、10/20)は20:00まで開館/最終入館19:30
休館日:月曜日(9/18、10/9は開館)、9/19、10/10
※休館日、開館時間、出品作品等は都合により変更する場合があり
会場:ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
アクセス(最寄駅/水天宮・人形町)
公式HP

銅版画家・浜口陽三(1909~2000)は、
西洋の印刷技術であったメゾチントを芸術表現に取り入れ、
さらにモノクロであった技法に色彩を呼び起こし、
国際的にも高く評価されているアーティストです。
そして、浜口は銅版画の技法だけにこだわらず
リトグラフでの制作も試みています。
銅版画では表現できないフラットな色彩をリズミカルに配したその作品は、
銅版画での作品と同じモチーフを描写していながら、異なった様相を見せます。
浜口の好んで用いたモチーフであるさくらんぼは、
リトグラフの多彩な作品の中で、弾みながら歩んでゆくようです。

この秋の展覧会は浜口のリトグラフ作品に焦点をあて、
さらに主な制作である銅版画約40 点を加えた多彩な構成です。

こちらのミュージアム(1998設立)は元はヤマサ醤油の倉庫でした。
「なぜヤマサ?」かというと、浜口陽三はヤマサ醤油第10代目社長濱口儀兵衛の三男なのです。
併設のカフェではヤマサ醤油を使った特製スィーツがあるようですよ☆

 ||