2017.5.10買取情報【三代徳田八十吉/花瓶/彩釉磁器/人間国宝/陶磁器】

九谷の名工 三代徳田八十吉花瓶です(共箱)。「彩釉磁器」の重要無形文化財保持者(人間国宝)である三代徳田八十吉が得意とした鮮やかな群青色に碧明釉が美しい流れを作っています。

徳田八十吉

九谷焼の陶芸家

初代 徳田八十吉(1873年-1956年)、号は「公暉」「鬼佛」。
二代 徳田八十吉(1907年-1997年)、1956年、二代目徳田八十吉を襲名。号は「魁星」「百々吉」。
三代 徳田八十吉(1933年-2009年)、金沢美術工芸大学短期大学工芸科陶磁専攻中退。1988年に三代目を襲名。1997年重要無形文化財「彩釉磁器」保持者(人間国宝)として認定されています。初名「正彦」。海外にも多くの作品を発表して高い評価を得ているほか、古九谷の学術研究にも余念がありませんでした。

四代 2010年より四代目徳田八十吉(1961年~)襲名。初名は「順子」

徳田八十吉は「深厚釉」「彩釉」「碧明釉」そして「燿彩」などを組み合わせ
美しい発色とグラデーションを持つ作品を制作しています。
高温焼成による深い光沢、豊富な色数と段階的な色調の変化を表現した「燿彩」は
徳田八十吉が長年の経験から編み出した独特の技法です。

銀座・大雅堂美術では徳田八十吉島田文雄、富本憲吉、藤本能道、田村耕一、加藤卓男、荒川豊蔵、八木一夫などの陶磁器の買取・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。