2019.1.25買取り情報【十四代柿右衛門/染錦/東海道五十三次額皿 箱根/有田焼/陶磁器】

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有田の名窯 十四代 酒井田柿右衛門染錦 東海道五十三次画額皿(箱根)です。共箱。青みを帯びた白磁の染錦で東海道箱根の風景が繊細な筆致で描かれています。十四代は2001年に「色絵磁器」重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。

酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)

江戸時代に肥前国(佐賀県)有田の陶芸家であった初代(1596-1666年)以降
代々その子孫(後継者)が襲名する名称。

【染錦】

「染付」を描き「本窯」で仕上た作品に、その上から「錦(上絵)」の絵付けを施し
完成させるのが『染錦』です。

【柿右衛門の歴史】

初代は乳白色(濁手)の地肌に赤色系の上絵を焼き付けるという「柿右衛門様式」と呼ばれる磁器の作風を確立。ヨーロッパなどにも輸出されマイセン窯などでは模倣品も作られ珍重されました。

初期柿右衛門:初代、二代(1620-1661年)、三代(1622-1672年)、四代(1640-1679年)。
中期柿右衛門:五代(1660-1691年)~七代までがとされる。ただ高い技術が要されること濁手の作品は七代以降に一旦途絶えています。
後期柿右衛門 :八代(1734-1781年)、~十代(1805年-1860年)の期間。主に染付の磁器を製作。七代から八代にかけては明清の陶磁器を模倣した「角福」と呼ぶマークを施したものが多くみられます。
近代以降、1919年には事業家と共同で十二代(1878-1963年)が柿右衛門合資会社を設立しましたが、最終的に両者の運営方針が合わず、1928年に関係を解消。以降それぞれが「柿右衛門」作品を制作しましたが、1969年に和解、その後合資会社は名義を使用していません。
十二代十三代(1906年-1982年)は1947年頃から濁手の復活を目標とし、1953年に初めて濁手の作品を発表。濁手の製作技術は1971年には重要無形文化財に指定されています。
2001年に十四代(1934~2013)が重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)に認定されました。0
2014年に第十五(1968~)が襲名し、名門の伝統技術を現代に伝えています。

銀座・大雅堂美術では酒井田柿右衛門ほか、今泉今右衛門、徳田八十吉、藤本能道、三浦小平二、宮川香山、井上萬二、中里太郎右衛門、鈴木蔵、三輪休雪、松井康成など陶磁器の買取り・鑑定について随時ご相談承っております。お手元の作品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。