菊池コレクション「継ぐ」@菊池寛実記念 智美術館

先日のシルバーウィーク、観光地はずいぶん混雑したようですね。
10月からは東京発着もGO TOキャンペーンの対象となりますので、人の流れが変わりそうです。

さて本日ご紹介するのは虎の門にひっそり佇む美術館での展覧会です。

菊池コレクション―継ぐ
今泉今右衛門、酒井田柿右衛門、
三輪休雪、樂吉左衞門

会期:2020/7/1(水)~ 11/29(日)
時間:11:00~18:00 ※入館は17:30まで
休館日:月曜日(ただし11/23は開館)、11/24(火)
会場:菊池寛実記念 智美術館
アクセス
公式HP

樂家は桃山時代に長次郎が千利休の思想のもと樂茶碗を創始して以来、約450年にわたって一子相伝で技法を伝え、樂茶碗を現代に継承させてきました。一方、三輪家は長州藩の御用窯として江戸時代前期から続いてきた萩焼の名門陶家で、歴代、休雪の名前を継承し、萩焼の技法を伝えています。 有田の今泉家は、佐賀・鍋島藩の藩窯で作られた色絵磁器色鍋島において、代々赤絵師を務め、今右衛門として現在までその技術を受け継ぎます。酒井田家は、江戸時代前期から有田を代表する色絵磁器の窯元として活動し、濁手(にごしで)と呼ばれる乳白色の白磁を現代に受けついています。
本展では今泉今右衛門、酒井田柿右衛門、三輪龍氣生、樂直入の作品を、菊池コレクションを中心に展示し、継承するやきものに表す制作者の挑戦と創意のかたちを紹介。また、十五代樂吉左衞門の初期を代表する個展「天問」に出品された作品20点余りが、菊池コレクションから一堂に展示されます。

新型コロナ感染症対応をしっかりしてお出かけください。

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