2021.7.6買取情報【富岡惣一郎/花火 No.2/木版画/絵画】

トミオカホワイトと呼ばれる技法で世界的にも評価の高い洋画家富岡惣一郎木版画「花火 No.2」を買取りました。限定20枚の制作。 下部に直筆にてエディションNo.、作品タイトル、サインが記されています。

富岡惣一郎(とみおかそういちろう)

1922-1994/洋画家/新潟県出身

昭和後期~平成時代の洋画家。黄変や亀裂、剥落などのない自ら開発した白い絵の具トミオカホワイトを使用した作品群で知られています。著名な作品に「白の世界シリーズ」など。

【略歴】

1922年 新潟県高田市(現上越市)にて出生
1953年 第17回新制作展入選
1961年 第25回新制作展新作家賞
1962年 現代日本美術展第1回コンクール賞、第26回新制作協会賞を受賞
1963年 第7回サンパウロ国際ビエンナーレ展近代美術館賞、新制作協会会員
1965年 三菱化成工業株式会社退社、ニューヨークに居住、各地で個展
1966年 ニューヨーク・ジャパンソサエティー・フェローシップ
1972年 帰国、京都、丹後の雪を取材した後、北海道を振出しに日本の「雪国巡礼」に出る
1981年 中国桂林取材
1984年 東郷青児美術館大賞を受賞
1985年 アラスカ氷河取材
1989年 日本政府専用機内の壁画デザイン
1990年 新潟県六日町(現南魚沼市)にトミオカホワイト美術館開館
1994年 死去(享年72歳)

銀座・大雅堂美術では富岡惣一郎長谷川潔、駒井哲郎、浜口陽三、斉藤清、熊谷守一、棟方志功、荻須高徳、藤田嗣治、東郷青児、千住博、加山又造などの買取り・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。