2018.8.14買取り情報【マイセン/Meissen/ドラゴン文花瓶/陶磁器/西洋アンティーク】

ドイツが誇る世界最高峰の陶磁器ブランドマイセン窯で制作された「明のドラゴン」花瓶です。シノワズリ(東洋趣味)を感じさせるドラゴンの文様は古くから人気のあるパターンで、いろいろな色、図柄のヴァリエーションが存在します。美しい白磁、丁寧な手仕事で描かれた龍はマイセンならではのクオリティです。

マイセン(Meissen)

ドイツ・マイセン地方で300年の歴史を誇る高級白磁窯です。

1709年にザクセン選帝侯アウグスト2世はヨハン・フリードリッヒ・ベトガーに命じて西洋における初めて磁器生産に成功。
1710年ドレスデンに「王立ザクセン磁器工場」を設立、それが「国立マイセン磁器製作所」となり現在に至っています。

贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した二本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、刃や鍔の傾きなどは年代によって違いがあります。

食器類のほかフィギュリンや陶版画など作品は多岐に及び、磁器の肌の美しさと丁寧なハンドペイントの絵付けは高く評価されています。

アンティークの作品はもちろんのこと、現代の人気造形師やぺインターによる作品も大変人気があります。1975年、マイセン磁器に与えた功績によりドイツ国家功労賞を授与されたルードヴィヒ・ツェプナー、ペーター・シュトラング、ハインツ・ヴェルナー、ルディ・シュトレ、フォルクマール・ブレッジナイダーの5人は、すでにマイセンを引退しているものの、彼らのデザインをもとに陶板、人形、カップ等多くの作品がマイセンで作られ続けており、現在でも大変知名度・人気ともに高い作家です。

銀座・大雅堂美術ではマイセン、アンティーク・マイセン他、ロイヤルコペンハーゲン、セーヴル、ベルリンKPM、アウガルデン,大倉陶園などの西洋陶磁器の買取り・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。