よみがえる正倉院宝物ー再現模造にみる天平の技ー@奈良国立博物館

先日、完全日時予約制の美術展に出かけてきました。人数制限が行われているので、以前のような混雑した状況のなか人の頭越しに作品を見るようなこともなく、快適に美術鑑賞を楽しめました。コロナ禍と暑さで疲れ気味な心身が癒されました☆

さて本日ご紹介するのは奈良で開催中の特別展です。

御大典記念特別展
よみがえる正倉院宝物ー再現模造にみる天平の技ー

会期:2020/7/4(土)~9/6(日)
時間:9:30~17:00
※毎週金曜日は17:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日
会場:奈良国立博物館 東新館・西新館
アクセス
公式HP

奈良・東大寺の倉であった正倉院正倉に伝えられた約9000件におよぶ正倉院宝物。聖武天皇ゆかりの品をはじめ、その多くが奈良時代の作で、調度品、楽器、遊戯具、武器・武具、文房具、仏具、文書、染織品など、多彩な内容をもちます。中には、西域や唐からもたらされた、国際色豊かな品々も含まれます。
正倉院宝物の本格的な模造製作は、明治時代に奈良で開催された博覧会を機に始まりました。人間国宝ら伝統技術保持者の熟練の技と、最新の調査・研究成果との融合により、芸術性・学術性の高い優れた作品が数多く生み出されてきました。
本展では、これまでに製作された数百点におよぶ正倉院宝物の再現模造作品の中から、選りすぐりの逸品が一堂に公開されます。再現された天平の美と技、継承されてきた日本の伝統技術を間近に鑑賞できる貴重な機会です。

当初の会期から変更されての開催です。本来は全国巡回の予定ですが、コロナ禍で今後の予定がどうなるかは現時点では不明です。ご都合のつく方は、観られる時に観ておくのがよいかもしれませんね。

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