芳年―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師@うらわ美術館
11月も中盤。もう12月が目前ですが、密を避ける年の瀬・・・どんな感じになるのでしょう。ただコロナ自粛を境に小売店でもオンライン対応が進みましたから、現地に行かずとも季節商品が手に入るのは、遠方だったり時間がない方には逆に便利かもしれません。当店でもオンラインでの画像査定や宅配便でお品物をお預かりすることで、遠方の方にも気軽にお声掛けいただくことが多くなりました。
さて、本日ご紹介するのは浦和で明日から開幕する展覧会です。
芳年
激動の時代を生きた鬼才浮世絵師
会期:2020/11/18(水)~2021/1/24(日)
時間:10:00~17:00(金・土は~20:00)
※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし11/23、2021/1/11日は開館)、11/24日(火曜日)、2021/1/12(火曜日)、年末年始(12/27~2021/1/4)
会場:うらわ美術館 ギャラリーABC
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幕末から明治という浮世絵終焉の時代において活躍した「最後の浮世絵師」の一人である、月岡芳年(天保10〜明治25/1839〜1892年)。江戸、新橋に生まれた芳年は12歳で歌川国芳に入門しました。初期には師の画風を踏襲した役者絵や武者絵を描きましたが、江戸の泰平が終わりを告げ、時代が動乱の幕末期へと向かってゆく中で、芳年は変容する社会に呼応すべく、洋風画の研究や様々な表現を試みながら独自の世界を確立してゆきます。本展は芳年のコレクションとしては質、量ともに世界屈指とも言われる西井正氣氏のコレクションより、250点以上の作品によって、処女作から晩年期の作品まで芳年の画業を総覧的に紹介するものです。「血みどろ絵」のイメージにとどまらない、芳年の作品世界をご堪能下さい。
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