『 MICROCOSMOS 螺鈿と象嵌の世界 』展@高麗美術館

本日ご紹介するのは京都開催中の展覧会。
まだまだコロナ禍の最中ですので、無理なくお出かけできる方へのご案内です。

MICROCOSMOS 螺鈿と象嵌の世界

会期:2021/9/1(水)~12/7(火)
時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:毎週水曜日(但し、9/1、11/3は開館)
会場:高麗美術館
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公式HP→

高麗美術館では磨製石剣や瓦塼、銅鏡などの考古資料をはじめ、高麗青磁や朝鮮白磁などの陶磁器螺鈿華角で装飾された木工品山水図や花鳥図、民画などの絵画のほか、仏教美術、民俗資料を収蔵しています。今回の展示は螺鈿と象嵌に焦点を当てた内容となっています。

古より朝鮮半島では美術工芸の装飾技法として、異素材を埋め込む模様表現が発展してきました。螺鈿漆器は、木地に鮑などの真珠光を放つ貝殻をはめ込み、漆を塗って研ぎ出すことで星座のような美しい光を放ちます。象嵌を施した高麗青磁は、翡翠に例えられた「翡色(ひしょく)」と呼ばれ、天下第一と称されました。是非会場でその美をご堪能ください。

新型コロナ感染状況によって開館時間や開館日に変更が生じる場合もございますので、事前にHPをご確認のうえお出かけください。

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