陶技始末―河井寬次郎の陶芸@中之島香雪美術館

さて本日ご紹介するのは大阪中之島にて先週末開幕したばかりの展覧会です。

陶技始末―河井寬次郎の陶芸

会期:2022/6/18(土)~8/21(日)
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
夜間特別開館:2022/6/23日(木)、7/21(木)、8/18(木)
10:00 ~ 19:0030分(入館は19:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
会場:中之島香雪美術館
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公式HP→

河井寬次郎(1890~1966)は、近年の「民藝」ブームにより、注目が増している陶芸家の一人です。柳宗悦との出会いをきっかけに、柳・陶芸家の富本憲吉・濱田庄司との連名で、大正15年(1926)に『日本民藝美術館設立趣意書』を刊行。「用の美」に即した素朴な味わいを作風とし、民藝運動の中心的人物として活躍。戦後は用途をもたない陶彫による造形作品を展開します。
本展のタイトル「陶技始末(とうぎしまつ)」は、河井が各地の窯場を訪問した際の実見録を、民藝運動の機関誌『工藝』に寄稿していた連載のタイトルです。これまでに紹介されていなかった河井の陶芸作品を中心に、創作活動の始まりから終わりまでをたどり、併せて、河井を支援した関西の収集家たちによるコレクションも紹介し、計約100点を展示します。

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