渡仏から110年 藤田嗣治展@山王美術館

さて本日ご紹介するのは大阪で開催中の展覧会です。

渡仏から110年 藤田嗣治展

会期:2023/3/2(木)~ 7/31(月)
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日・水曜日(ただし、3/21、5/3、7/17は開館)
会場:山王美術館
大阪府大阪市中央区城見 2丁目2番27号
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世界的な画家になることを夢見てパリへと渡り、やがてエコール・ド・パリを代表する画家の一人として活躍した藤田嗣治(1886-1968)。2023年は藤田がはじめてパリへ渡ってから110年目にあたります。
東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、文展に3年つづけて落選し悲憤する藤田ですが、父のすすめもあり、1913年に待望のパリ留学を果たします。ピカソ、モディリアーニ、キスリングら同時代の画家たちと交流を図る一方で、ギリシア・ローマ時代の古典芸術に学びながらも、独自の画風を確立するべく研鑚を重ねます。。本展では、初公開となるパリ留学前の希少な作品から、藤田の代名詞ともいえる「乳白色のカンヴァス」にいたる初期の作品に焦点をあて、藤田の画風確立の変遷をたどります。

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