エミール・ガレ — アール・ヌーヴォーの花器と家具@下瀬美術館

本日ご紹介するのは今年広島県にて開館したばかりの美術館にて開催中の企画展です。

エミール・ガレ
アール・ヌーヴォーの花器と家具

会期:2023/5/14(日)~9/24(日)
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝休日の場合は開館)
会場:下瀬美術館
広島県大竹市晴海2丁目10-50
アクセス→
公式HP→

2023年3月に建築家・坂 茂の設計のもと、ユニークな建築空間も楽しめる美術館として開館した下瀬美術館。構想の段階から、フランスのアール・ヌーヴォーを代表する工芸家エミール・ガレ(1846-1904)のコレクションを重要な要素として位置づけています。施設内にある「エミール・ガレの庭」は、自然を愛したガレの作品に登場する草花を中心に植栽しており、コレクションの魅力を引き立てる見どころのひとつです。
館長である下瀬ゆみ子が日々の暮らしの癒しとして収集してきたガレのコレクションは、愛らしいガラス器から大型の家具まで60点以上を数えます。
本展は、ガレの初期から晩年に至るまでの軌跡を辿りながら、その全容を初公開するものです。アートのような空間で、アール・ヌーヴォーを彩った花器や家具にふれ、そのモチーフとなった庭の草花に癒されながら、ガレが制作と自然の探究に傾けた情熱を感じていただけますと幸いです。また、可動展示室では、ガレと関わりの深いドーム兄弟のガラス工芸をはじめ、小磯良平の絵画や籔内佐斗司の彫刻など、8つのテーマを切り口に多彩な下瀬コレクションをご覧いただけます。

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