生誕100年 山下清展ー百年目の大回想@SOMPO美術館

蒸し暑いですね。6月からこんなに暑いと先が思いやられます。
本日ご紹介するのは西新宿にて明日から開幕する展覧会です。

生誕100年 山下清展
百年目の大回想

会期:2023.06.24(土)- 09.10(日)
時間:10:00 – 18:00
休館日:月曜日
※ 祝日・振替休日の場合は開館
※ ただし7/17は開館
会場:SOMPO美術館
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山下清(1922-1971)は放浪の天才画家として知られており、懐かしい日本の原風景や名所を貼絵で表し、多くの人々の心を捉えました。生誕100年を記念する本展では、代表的な貼絵の作品に加えて、子供時代の鉛筆画や後年の油彩、陶磁器、ペン画などを展示し、山下清の生涯と画業を紹介します。

日本各地を自由気ままに旅する生活を好んだ清は、驚異的な記憶力をもち、スケッチやメモを取らずとも、旅先で見た風景を細部まで正確に思い出すことができました。ときおり旅から戻ると、高い集中力を発揮して、手で細かくちぎった紙片を緻密に貼り合わせることで、超絶技巧的とも言える貼絵を制作しました。そこに見られる丁寧な細部描写と豊かな色調という魅力は、油彩やペン画、水彩画など他の作品にもよく表れています。このような多彩な作品約190点、そして旅に持参したリュックや浴衣、所蔵していた画集などの関連資料を間近に鑑賞することで、49歳で逝去するまで個性的な創作活動を続けた山下清の世界をご堪能いただければ幸いです。

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