茶の湯の美学―利休・織部・遠州の茶道具―@三井記念美術館

お花見シーズンも一段落しましたが八重桜はまだ楽しめますね。
本日ご紹介するのは日本橋にて今週開幕予定の展覧会です。

茶の湯の美学
利休・織部・遠州の茶道具

会期:2024/4/18(木)〜6/16(日)
時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(但し4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
会場:三井記念美術館
公式HP→

三井家から寄贈された美術品の中で茶道具は、江戸時代以来長年にわたり収集され蓄積したもので、数と質の高さにおいては他に例を見ないものです。茶の湯の歴史を研究する上でも貴重な作品群となっています。
今回の展覧会では、その中より桃山時代から江戸時代初期、茶の湯界をリードした千利休・古田織部・小堀遠州の茶道具を選び、それぞれの美意識を探ります。
近年の茶道史研究では、茶の湯の歴史を問い直す研究が多く発表され、著名茶人の「作られた伝説」を見直し、「真実の姿」が追究されています。今回の展示はその動きを視野に入れながらも、3人の美意識を、利休の「わび・さびの美」、織部の「破格の美」、遠州の「綺麗さび」という従来の捉え方で展示を構成いたします。

是非お出かけください。

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