2017.4.11買取情報【岡鹿之助/la chapelle de laon/点描画/絵画】

 

岡鹿之助(おかしかのすけ)点描画「la chapelle de laon(ランの教会)」です。鹿之助の特長である静けさと幻想性に満ちた独特の雰囲気を醸し出している作品です。

岡鹿之助 略歴

おか しかのすけ 1898(明治31年)~1978年(昭和53年)
昭和の洋画家。 東京都出身。

劇評家岡鬼太郎の長男/実弟は岡畏三郎(美術史家)。
同系色の点を並置する点描画法が特徴的。
鹿之助はこの技法を用いて、静けさに満ちた幻想的な風景画を多く残しました。

岡鹿之助 略歴

1898 劇評家の岡鬼太郎の長男として生まれる。
中学生の頃から、岡田三郎助に素描を学ぶ
1919  東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科に入学
1925 パリ留学。藤田嗣治に師事
1952  芸術選奨文部大臣賞
1956  『雪の発電所』が現代美術日本展最優秀賞(同作品は1957年、毎日美術賞)
1964  日本芸術院賞受賞
1972  11月に文化勲章受章

代表作は下記の通り。

「遊蝶花」(1951)下関市立美術館所蔵
「雪の発電所」(1956)ブリヂストン美術館所蔵
「花と廃墟」
「三色スミレ」
「塔」

銀座・大雅堂美術では岡鹿之助ほか藤田嗣治、東郷青児、石井柏亭、田中保、出島春光などの買取・鑑定について随時ご相談承っております。お手元の作品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。