西洋アンティークの修復の有無
西洋アンティークの買取り・査定のポイントとなる修復の有無について。
西洋アンティークのガラスや陶磁器に関しては、修復がされている作品が多々あります。
日本の文化では割れたり、欠けた焼き物に関しては金繕いなどで直すことが多く、その品物が修復されていると一目了然であることがほとんどです。また品物によってはその繕いを景色として評価する場合もあります。
これに対して西洋では、焼き物を同じ色目で目立たなくさせる共直しといったやり方が主流です。
絵画の修復同様、かなり高度な修復技術によって直されている物もあります。
ガラスに関しては欠けた部分を削ることによって修復されたものがあります。
こちらの技術も高度なものが多いです。
修復の有無は買取り、査定の評価の重要なポイントです。
特に修復された物はお客様が海外で直接購入された物の中に良くあるケースです。
国内の販売業者はこの修復が有るか、無いかの見極めをして仕入れをしますので前者に比べると格段に少ないです。