帝室技芸員の仕事〈七宝編〉@清水三年坂美術館

さて本日ご紹介するのは京都で開催中の企画展
1年を通して観光客が溢れる京都ですが、
6月は少しだけ混雑が緩和するらしい(?!)ですよ。

帝室技芸員の仕事〈七宝編〉

会期:2019/5/25(土)~8/18(日)
時間:10:00~5:00(入館は午後4:30まで)
休館日: 月・火曜日(祝日開館)/臨時休館有
会場:清水三年坂美術館@京都
アクセス
公式HP

館蔵作品のうち帝室技芸員による作品を一挙に展示する
「帝室技芸員の仕事」シリーズ第三弾
金工編蒔絵編過去開催済み
明治23年(1890)に制定された帝室技芸員制度は、
技量と人柄の両面において優れた美術工芸家を「帝室技芸員」に任命し、
その功労を顕彰するものでした。
七宝の分野からは、並河靖之濤川惣助のふたりが帝室技芸員に選ばれました。
綿密な植線と優れた色彩感覚によって有線七宝を極めた靖之と、
無線七宝の技法を確立し、絵画作品に肉薄する描写力を七宝の上でも実現した惣助は、
国内外で高く評価されています。

今回の展示では、当館が誇る並河靖之のコレクションをはじめ、
濤川惣助および同時代の職人たちによる名品が並びます。
近代、技術と意匠の改良を経て急速に発展した七宝。
名工たちが遺したその美の極致をお楽しみください。

 ||