2023.3.11買取情報【籔内佐斗司/ブロンズ/みぃ/猫/彫刻/工芸美術】

籔内佐斗司によるモチーフのブロンズ作品「みぃ」を買取りました。88体の限定作品。共箱。底部に刻サインあり。眼力ある瞳と今にも動き出しそうな躍動感を持つ愛らしい作品です。
「猫もあるけば」、「尻上がり猫」、「たま」、「ねむい猫」兎や寅など動物モチーフのブロンズ作品はマーケットでも非常に人気が高いアイテムです。

籔内佐斗司(やぶうちさとし)

1953~/大阪府出身/彫刻家
現・東京藝術大学大学院教授

仏像の古典技法と保存修復の研究に従事した経験をもとに、檜・漆・顔料などを素材とする独自の制作技法を開発。童子や生き物など伝統的な木彫の技法を用いた作品で知られています。また木彫作品から型取りを行い鋳造をすることで数多くのブロンズ作品も制作しています。
平城遷都1300年記念事業のマスコット「せんとくん」、堺市博物館公式キャラクターである「サカイタケルくん」、川崎大師公式キャラクター「ひらまくん」などのデザインも手がけるなど幅広い活動を行っています。

【略歴】

1953 大阪府で生まれる
1978 東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業する
1980 東京藝術大学大学院研究科を終了する
1982 東京藝術大学大学院美術研究科保存修復技術研究室の非常勤講師をつとめる
1988 第11回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で兵庫県立近代美術館賞を受賞する
1997 第17回現代日本彫刻展で宇部興産株式会社賞を受賞する
2003 第21回平櫛田中賞を受賞する
2004 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復彫刻研究室教授に就任

銀座・大雅堂美術では籔内佐斗司他、高村光雲、高村光太郎、平櫛田中、荻原碌山、佐藤忠良、北村西望、雨宮治郎、柳原義達、新海竹太郎、舟越保武、中原悌二郎、舟越桂、橋本平八などの彫刻作品・ブロンズ作品の買取・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。