2018.12.12買取情報【佐藤忠良/レリーフ/オーナメント/ブローチ/猫/ブロンズ/彫刻】
彫刻家佐藤忠良の女性像レリーフと猫のブローチを買取りました。躍動感あるポーズの女性のブロンズレリーフ、ユーモラスで愛くるしいネコのブローチ、どちらも佐藤忠良ならではの個性が感じられる作品です。戦後日本の具象彫刻界を代表する彫刻家です。
◆佐藤忠良(さとう ちゅうりょう)◆
1912~2011年
日本の陶芸家彫刻家。宮城県生まれ
生き生きとした女性像などをブロンズや木彫で表現。
福音館書店版の絵本『おおきなかぶ』の挿絵なども手がけました。
戦後日本の具象彫刻界を代表する彫刻家です。
1981年にフランス・パリの国立ロダン美術館で日本人初の個展を開催しています。
【略歴】
1912年 宮城県黒川郡に生まれる。
1918年 北海道夕張町に転居。
1934年 東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻科塑像部に入学。
1939年 東京美術学校卒業。
本郷新、柳原義達、舟越保武ら7名で新制作派協会彫刻部の創立に参加。
1944年 兵役に招集され、満州に渡る。
1948年 3年間のシベリア抑留生活より帰還。制作活動を再開。
1960年 第3回高村光太郎賞受賞。
1966年 東京造形大学教授に就任。
1974年『帽子・あぐら』が昭和48年度芸術選奨文部大臣賞受賞。
1981年 フランス国立ロダン美術館にて日本人として初めての個展開催。
フランスアカデミー・デ・ボザールの客員会員に推挙。
1984年 ローマ・アカデミア・ディ・サン・ルーカの会員に推挙。
1986年 東京造形大学名誉教授となる。
1988年 『佐藤忠良のすべて』を国内11会場で開催。
1989年 日本人の体質感を具象彫刻に表現した功績により1988年度朝日賞を受賞。
1990年 宮城県美術館に佐藤忠良記念館 開館。
1998年 滋賀県に佐川美術館 佐藤忠良館 開館。
2011年 逝去
銀座・大雅堂美術では佐藤忠良他、本郷新、柳原義達、舟越保武、笹戸千津子、高田博厚、中村晋也、淀井敏夫などの彫刻・ブロンズ作品の買取・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。