2020.12.6買取情報【篠田桃紅/organic/リトグラフ/版画/絵画】

篠田桃紅(しのだ とうこう)リトグラフ「organic」を買取りました。水墨による抽象画墨象をより研ぎ澄まされ、洗練された線と面が生みだす間合いが素晴らしい作品です。

篠田桃紅(しのだ とうこう)

1913~/洋画家/中国・大連生まれ/美術家・版画家・エッセイスト

1913年、中国・大連にて誕生。幼少の頃から独学で書を極め、1950年には書道芸術院に所属して前衛書の作家たちと交流。1956年に渡米。抽象表現主義絵画が全盛期のニューヨークで、作品を制作。文字の決まり事を離れた新しい墨の造形を試み、その作品は水墨の抽象画=墨象と呼ばれました。58年に帰国し、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の襖絵などの大作の一方で、リトグラフや装丁、題字、随筆を手掛けるなど、多彩に活動。2005年、ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本人100人」に選出されています。

銀座・大雅堂美術では篠田桃紅李禹煥、オノサトシノブ、白髪一雄、山口長男、山田正亮、元永定正、高松次郎、今井俊満、関根伸夫、菅木志雄、郭仁植などの買取り・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。