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彫刻家舟越桂による銅版画作品「月の夜のスフィンクス」を買取りました。人間と動物との混交像「スフィンクス」モチーフの幻想的で静謐な雰囲気をまとった作品です。 木彫で国際的に高い評価を得ている舟越桂は不定期に様々な技法で版画を発表しており、本作は銅版画の手法にて制作されています。

◆舟越 桂（ふなこし かつら）◆

1954年～/岩手県出身/彫刻家

【略歴】

1951年　岩手県盛岡にて彫刻家で東京芸術大学教授の舟越保武の次男として生まれる
1975年　東京造形大学彫刻科を卒業、東京芸術大学大学院に進学
1977年　同大学院美術研究科彫刻専攻修了
1986年　文化庁芸術家在外研究員として渡英
1988年　第43回ヴェネツィア・ビエンナーレの日本代表作家に選出。第43回サンパウロ・ビエンナーレにも出品。
1989年、東京造形大学の客員教授
1992年、ドクメンタIX（ドイツ・カッセル）に出品。第9回シドニー・ビエンナーレにも出品。
2006年、両性具有像「森に浮かぶスフィンクス」発表
2011年　紫綬褒章受章

中原悌二郎賞本賞、平櫛田中賞など受賞歴多数。

銀座・大雅堂美術では舟越桂ほか、舟越保武、籔内佐斗司、佐藤忠良、岡本太郎、高田博厚、平野富山、平野千里など作品の買取り・鑑定について随時ご相談承っております。お手元の作品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。