2017.8.3買取情報【小杉放庵/掛軸/虎渓三笑図/絵画】
小杉放庵(こすぎほうあん/1881~1964)の虎渓三笑図(共箱)他、掛軸を多数お買取致しました。木製二重箱に象牙製軸先のしっかりしたお品物やその他、全部まとめてお買取させていただきました。
◆小杉放庵(こすぎほうあん)◆
1881~1964
明治・大正・昭和時代の洋画家。栃木県日光出身。
本名:国太郎
別号:未醒、放菴
日光在住の洋画家五百城文哉に学んだのち、上京して小山正太郎の不同舎に入塾。
未醒と号して、主に太平洋画会展で活躍し、文展でも2度最高賞を受賞。
その間、漫画家や挿絵画家としても頭角をあらわし、美術雑誌『方寸』などの編集に参加。
その後、再興日本美術院にて洋画部を主宰。院展の洋画部解散後は、春陽会を結成。
大正末から昭和初頭にかけての時期に、雅号を放庵(のちに放菴)と改め
次第に水墨と淡彩による表現への関心を深め、
日本画の世界においても、独自の枯淡な境地を創造します。
晩年は新潟県赤倉の山荘にて仙人のような生活を送り、1964(昭和39)年に没しました。
◆掛軸の買取◆
昨今のライフスタイルや住空間の変化に伴って、
ご自宅に眠っている掛軸についてお悩みの方も多いかと思います。
「どういう品物なのか」、「売却は可能なのか」、「作者名が読めない」など、
いろいろなご質問があるかとは存じますが、
先ずはお電話やメールにてお気軽にお問い合わせください。
また、当店HPにおいても掛軸の買取りポイントについて
ご案内しておりますので、是非ご一読ください。
銀座・大雅堂美術では、小杉放庵ほか、上村松園、鏑木清方、伊東深水、北野恒富、入江波光、山口蓬春、竹内栖鳳、川合玉堂などの掛軸、絵画の買取・鑑定について随時ご相談承っております。お手元の作品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。