2018.10.17買取情報【明堂宗宣/宙宝宗宇/福禄寿/寿老人/掛軸/日本画/絵画】
江戸後期の臨済宗僧侶、大徳寺四二九世 明堂宗宣による福禄寿図に、大徳寺住職で四一八世能書家の宙宝宗宇による画賛の掛軸を買取りました(箱有り)。両名の落款と印あり。のびやかな筆致により描かれた福禄寿/寿老人図に、画賛が添えられた、大変しっかりとした作品です。
◆明堂宗宣(みょうどう そうせん)◆
1768-~1837
江戸後期の臨済宗の僧。大徳寺429世。丹波生。
明堂は道号、宗宣は諱、舂米子・返照山人と号しています。
卓抜した画技で知られ、墨竹を得意としています。
◆宙宝宗宇(ちゅうほう そうう)◆
1760~1838
江戸後期の臨済宗の僧。大徳寺418世。京都生。
宙宝は道号、宗宇は諱、松月老人と号しています。
大徳寺を代表する能書家として詩偈や書に優れ、「歴代住持中の名筆」とも称されています。
大徳寺四百六世則道宗軌に就いてその法を嗣ぎ、
天保7年仁孝天皇より大光真照禅師の号を賜わっています。
◆掛軸◆
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