2020.3.7買取情報【吉田美統/金彩草花文花瓶/人間国宝/九谷/陶磁器】
吉田美統(よしだ みのり)の金彩草花文花瓶を買取りました。流麗な筆致で草花が描かれた上品で美しい作品です。吉田美統は釉裏金彩の技術における重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に認定されています。
◆吉田美統(よしだ みのり)◆
1932~/石川県出身/陶芸家
高校在学中から陶芸技法を学び始め、
卒業後は家業である錦山窯の三代目を襲名。
九谷の伝統的な絵付け等の技法を習得。
釉裏金彩技法を用いた加藤土師萌の作品に出会ったことをきっかけに、
独自に研究を重ね、その技術を洗練させていきました。
2001年には釉裏金彩における重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けています。
本名:吉田稔
◆釉裏金彩(ゆうりきんさい)◆
釉裏金彩とは、厚さの異なった金箔を切り取って模様をつくり、
その上から透明度の高い釉薬をかけて焼き上げる技法です。
金絵の具を使って筆で描く金襴手とは異なり、
金箔を配置することで絵や模様を描いていきます。
銀座・大雅堂美術では吉田美統他、加藤土師萌、富本憲吉、藤本能道、徳田八十吉、三輪休雪、三浦小平二、八木一夫、松井康成、酒井田柿右衛門、今泉今右衛門などの陶磁器の買取・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。