2022.8.26買取情報【島岡達三/象嵌赤繪草花文方壺/共箱/人間国宝/民藝/陶磁器】

人間国宝島岡達三象嵌赤繪草花文方壺を買取りました。共箱縄文象嵌によって包まれた彩色釉の窓絵が華やかなアクセントとなっており、島岡作品の中でも特に人気のある作品ジャンルです

島岡達三(しまおか たつぞう)

1919(大正8)年~2007(平成19)年
日本の陶芸家。東京都出身。

島岡達三は老舗の組紐師の家に生まれ、東京工業大学窯業学科を卒業後、濱田庄司に師事。栃木県窯業指導所勤務を経て、濱田窯の近くに登り窯を築いて独立。組紐で連続模様をつくり、素地とは異なった化粧土を埋める縄文象嵌の技法を確立し、1996年には民芸陶器(縄文象嵌)で、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。

 【略歴】

1919年 東京3代続いた組紐師で島岡米吉の長男として生まれる。
1941年 東京工業大学窯業学科卒業
1946年 浜田庄司に師事
1954年 益子に築窯
1964年 日本民芸館賞受賞
1973年 第一回中日国際陶芸展に招待出品(以後毎回)
1980年 栃木県文化功労章受章
1994年 日本陶磁協会賞金賞受賞
1996年 民芸陶器(縄文象嵌)で、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
1999年 勲四等旭日小綬章受章
2000年 北京・故宮博物館へ日本人陶芸家として初めて作品二点を寄贈
2007年 逝去

銀座・大雅堂美術では島岡達三濱田庄司、河井寛次郎、板谷波山、富本憲吉、加茂田章二、金城次郎、バーナード・リーチ、ルーシー・リーなどの陶磁器の買取・鑑定について随時ご相談承っております。お手元のお品のご売却をお考えの際には是非ご一報ください。