2017.7.18買取情報【初代徳田八十吉/酒器(盃)/古九谷/人間国宝/陶磁器】
九谷の名工 初代徳田八十吉の酒杯(盃)です(共箱)。小さな盃の全面に文様が丁寧に描かれた八十吉の技量が感じられる優品です。古九谷・吉田屋の再現に生涯を賭けた初代八十吉は名工の誉れ高く、1953年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。
◆徳田八十吉◆
九谷焼の陶芸家
初代 徳田八十吉(1873年-1956年)、号は「公暉」「鬼佛」。
古九谷吉田屋の作風の再現に取組み「九谷八十吉」の銘を使用。
1953年に「九谷焼上絵付」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
二代 徳田八十吉(1907年-1997年)、1956年、二代目徳田八十吉を襲名。号は「魁星」「百々吉」。
三代 徳田八十吉(1933年-2009年)、金沢美術工芸大学短期大学工芸科陶磁専攻中退。1988年に三代目を襲名。1997年重要無形文化財「彩釉磁器」保持者(人間国宝)として認定されています。初名「正彦」。海外にも多くの作品を発表して高い評価を得ているほか、古九谷の学術研究にも余念がありませんでした。
四代 2010年より四代目徳田八十吉(1961年~)襲名。初名は「順子」
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