2017.11.16買取情報【初代 徳田八十吉/花鳥文徳利/九谷焼/人間国宝/陶磁器】

九谷の人間国宝初代 徳田八十吉花鳥文徳利です流れるような線描で描かれた花鳥と美しく落ち着いた色合いの釉が品格を感じさせる作品です。底面高台内に「九谷八十吉」描き銘あり。

初代 徳田八十吉(1873年-1956年)

石川県小松市生まれ
家業の染色業を手伝いながら画家を志し、九谷焼窯元の画工となりました。
号は「公暉」「鬼佛」。1936年~「柳雨軒」を号としています。
古九谷吉田屋の作風の再現に取組み「九谷八十吉」の銘を使用。
1953年に「九谷焼上絵付」重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
1956 逝去(享年82歳)

九谷焼(くたにやき)

江戸時代、明暦(1655~1658)から元禄(1688~1704)にかけて
加賀国(現石川県)九谷で焼かれたとされ、現在古九谷と呼ばれる色絵作品、
および江戸末期の再興後に始まる精巧な赤絵・金襴手などの総称。
江戸初期の「古九谷」と、江戸後期、加賀藩によって再開された「再興九谷」
そして「明治以降の九谷焼」に大きく分類されます。

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