コレクター福富太郎の眼@東京ステーションギャラリー
いままで中止となっていた美術展が続々と再開しています。本日ご紹介するのも、6月1日(火)から再開の運びとなった企画展です。感染症対策を踏まえてお出かけください。
コレクター福富太郎の眼
昭和のキャバレー王が愛した絵画
会期:2021/4/24(土)~ 6/27(日)
時間:10:00 – 18:00
※金曜日は20:00まで開館 ※当面中止
※入館は閉館30分前まで
休館日:6/1~6-27まで無休
会場:東京ステーションギャラリー
公式HP→★
※入館チケットは原則として日時指定の事前購入制です。
福富太郎(ふくとみ たろう/1931-2018)は、1964年の東京オリンピック景気を背景に、全国に44店舗にものぼるキャバレーを展開して、キャバレー王の異名をとった実業家。その一方で、父親の影響で少年期に興味をもった美術品蒐集に熱中し、コレクター人生も鮮やかに展開させました。念願だった鏑木清方の作品を手はじめに蒐集をスタートさせますが、著名な作家の作品だけでなく、美術史の流れに沿わない未評価の画家による作品であっても、自らが良質であると信じれば求め、蒐集内容の幅を広げてた結果、類い稀なコレクションが形成されることとなりました。鏑木清方の作品十数点をはじめとする優品ぞろいの美人画はもとより、洋画黎明期から第二次世界大戦に至る時代を映す油彩画まで、魅力的な作品八十余点が一堂に会します。
どうぞお見逃しなく。
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