川瀬巴水 旅と郷愁の風景@SOMPO美術館
11月も終盤。感染者数は減っていますし
このまま穏やかな年末となってほしいものです。
さて本日ご紹介するのは西新宿で開催中の展覧会です。
川瀬巴水
旅と郷愁の風景
会期:2021/10/2(土)〜12/26(日)
時間:10:00~18:00
(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
※ 祝日・振替休日の場合は開館
※開館カレンダー
会場:SOMPO美術館
アクセス→★
公式HP→★
※日時指定入場制。事前に日時指定のオンラインチケットをご購入ください。
大正から昭和にかけて活躍した版画家・川瀬巴水(1883-1957)の回顧展です。巴水は、微風に誘われ、太陽や雲、雨を友として旅に暮らし、庶民の生活が息づく四季折々の風景を生涯描き続けました。それは近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代にあって、日本の原風景を求める旅でもありました。その版画制作を支えたのが、浮世絵版画にかわる新しい時代の版画「新版画」を推進した版元の渡邊庄三郎でした。二人の強固な制作欲は、海外にも通用する木版「美」の構築をめざし、今や巴水の風景版画は、郷愁や安らぎをもたらす木版画として多くの人々に愛されています。
本展では初期から晩年までの木版画作品より、まとめて見る機会の少ないシリーズ(連作)を中心に構成。巴水の世界を存分にご堪能ください。