生誕150年 板谷波山@出光美術館
本日ご紹介するのは東京丸の内で開催中の展覧会です。駅からほど近い美術館ですが、お出かけの際には熱中症対策をお忘れなく!
生誕150年 板谷波山
時空を超えた新たなる陶芸の世界
会期: 2022/6/18(土)~8/21(日)
時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)
休館日:毎週月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)
会場:出光美術館
公式HP→★
※日時指定予約制
近現代陶芸の旗振り役の一人として評価される板谷波山(1872 – 1963)の生誕150年を記念して、その生涯と作品を紹介する回顧展が開催されます。彫刻的な技法と釉下彩の技法に加えて、当時欧州で流行していたアール・ヌーヴォーの様式をいち早く受容し、それまでの日本陶磁史にない新しい波山独自の意匠表現を生み出した彩磁や葆光彩磁。一方で中国陶磁を中心に古典的な東洋の陶磁器をはじめとする工芸品を学習し、そこから青磁、白磁などにも新しい表現を試みました。その表現の幅は一人の陶芸作家により生み出されたとは思えないほど、多様かつ創造性に溢れています。
出光美術館の創設者である出光佐三(1885 – 1981)は、波山のやきもののみならず、その生き様にも魅了され、多くの波山作品を収集したことでも知られています。本展では、波山の作陶への思いと作品の変遷を辿り、今でも色褪せることのない波山陶芸の魅力を紹介します。
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