水のかたち ―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで―@山種美術館
さて本日ご紹介するのは渋谷区の広尾と恵比寿の中間地点に位置する美術館で開催中の特別展。面白い切り口で見応えありそうです。
水のかたち
―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで―
会期:2022/7/9(土)~9/25(日)
(前期7/9(土)-8/14(日)、後期8/16(火)-9/25(日))
※ 会期中、一部展示替えあり。
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日 ※9/19(月)は開館、9/20(火)は休館
会場:山種美術館
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本展では、海辺を舞台とし江戸時代に描かれた「源平合戦図」から、「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」など雨を描いた名作で知られる歌川広重(1797-1858)の名所絵、高価な岩絵具・群青をふんだんに使って海を表現する川端龍子(1885-1966)の「黒潮」、画家の代名詞にもなっている千住博(1958- )の「滝」シリーズまで、水を印象的に描きだした優品の数々を展示いたします。
また、特集展示として日本画に描かれた源平の世界をご紹介しています。
昨今、大河ドラマやアニメで注目を集めている源平の物語は、日本画でもたびたび取り上げられ、小林古径(1883-1957)や前田青邨(1885-1977)をはじめ、歴史画を得意とする画家たちを中心に描き継がれてきました。
そのなかでは、宇治川や瀬戸内海など、水辺を舞台とした場面が数多く絵画化されています。これらの作品を「水のかたち」展で取り上げるとともに、源義経と藤原秀衡を描く安田靫彦(1884-1978)「平泉の義経」、平清盛の娘・徳子を描く今村紫紅(1880-1916)「大原の奥」など、源平のヒーロー、ヒロインを題材とした作品をあわせて展示いたします。
感染症対策を万全にしてお出かけください。
またお出かけの際にはHPで事前に開館情報をご確認ください。