【会期終了間近】津田青楓 図案と、時代と、@松濤美術館

本日ご紹介するのは渋谷会期終了間近特別展お盆時期の入館は予約が必須となっていますのでご注意ください。

津田青楓 図案と、時代と、

会期:~8月14日(日)
時間:10:00~18:00
休館日:月曜日、8/12(金)
会場:渋谷区立松濤美術館
アクセス→
公式HP→
毎週土曜日、日曜日、祝休日および8月9日(火)~14日(日)は、入館される全ての方について事前予約が必要です。その他の開館日については予約不要。
今後の新型コロナ感染症拡大に伴う休館措置などによって、急な入館予約のキャンセルや、日時指定予約が必要な来館日の変更などがある場合もありますので、事前に開館情報を確認してお出かけください

本展は、明治30年代に京都で多くの図案集を出版し、大正時代には夏目漱石らの本の装幀も手がけた津田青楓 (つだせいふう/1880-1978)を軸に、図案集と図案に関する作品を紹介します。青楓は、明治13(1880)年に京都に生まれました。明治から大正、昭和時代と目まぐるしく変化する社会の中で、日本画、洋画、工芸、書など幅広い分野で活躍しました。明治37(1904)年には、青楓自身も図案の研究会を結成し、日本画の師である谷口香嶠や、当時、京都に新たな美術やデザインをもたらした洋画家の浅井忠を顧問に迎えて雑誌の刊行も行っていました。前年に刊行した図案集『うづら衣』では「自己は自己の図案をつくらねばならん」と制作にかける意気込みを語っています。
それまでの形にとらわれず、自己の表現としても制作されるようになった図案。津田青楓の作品を通し、職人の仕事から美術家の作品へと昇華された「図案」の世界をお楽しみください。

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