没後50年 福田平八郎展@大阪中之島美術館

本日ご紹介するのは先日大阪で開幕したばかりの展覧会です。

没後50年 福田平八郎展

会期:2024/3/9(土)~5/6(月・休)
※前期:3/9(土)~ 4/7(日)
※後期:4/9(火)~5/6(月・休)
時間:10:00 – 18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(4/1、4/15、4/22、4/29、5/6は開館)
会場:大阪中之島美術館
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※会期中、展示替えあり

大分市に生まれた福田平八郎(1892 – 1974)は、18歳のとき京都に出て絵を学びました。自然を隅から隅まで観察した写実的な作品で評価を得たのち、昭和7年(1932)に《漣》(重要文化財、大阪中之島美術館蔵)を発表し、その大胆な挑戦で人々を驚倒させました。その後も《竹》(京都国立近代美術館蔵)や《雨》(東京国立近代美術館蔵)など、色や形、視点や構成に趣向を凝らした作品を制作し「写実に基づく装飾画」という新しい時代の芸術を確立しました。

大阪の美術館では初、関西でも17年ぶりの回顧展となる本展は、代表作や所蔵館以外では初公開となる《雲》(大分県立美術館蔵)など、初期から晩年までの優品約120件を展示しその魅力に迫ります。また「写生狂」を自称した画家の瑞々しい感動やユニークな目線を伝えるスケッチ類も紹介して名作誕生の背景を探ります。

暖かくなる季節、大阪観光も是非併せてお楽しみください。

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