うらめしや~、冥途のみやげ展@東京藝術大学大学美術館

日本全国、夏真っ盛り。

冷たいものや涼しい場所に自然と吸い寄せられますね。

そこで本日は上野で開催中の

ちょっと涼をとれるような企画展をご紹介します。

うらめしや~、冥途のみやげ展

―全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に―

会期:2015/7/22水)~9/13(日)会期中、展示替えあり
前期展示:7/22-8/16、後期展示:8/1日-9/13)

時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
(ただし、8/11(火)、21(金)は~19:00まで開館)
休館日:月曜日
会場:東京藝術大学大学美術館 地下2階展示室
公式HP

東京・谷中全生庵には怪談を得意とした明治の噺家三遊亭圓朝ゆかりの幽霊画50幅が所蔵されています。

本展は、この圓朝コレクションを中心として、

日本美術史における「うらみ」の表現をたどります。

円山応挙、長沢蘆雪、曾我蕭白、浮世絵の歌川国芳、葛飾北斎、近代の河鍋暁斎、月岡芳年、上村松園

など、美術史に名をはせた画家たちによる「うらみ」の競演、

とても面白い切り口の企画展です。

こちらの企画展は、本来2011年夏に開催を予定だったとか・・・。それが、同年3月に発生した東日本大震災の諸影響を鑑み、

開催直前にして延期を決定。

今回、4年の歳月を経て、思いを新たにしての開催だそうです。

近隣には美術スポットも多い上野。

1日かけての美術館巡りも楽しそうです。

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